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【体験談】上司に「会社を辞めたい」と伝える3つのポイント

【体験談】上司に「会社を辞めたい」と伝える3つのポイント

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この記事は、クラウドワークスで募集した「退職体験談」の記事を書いてくださったmizuki_writerさんの記事です。

以下、彼女の簡単なプロフィールを紹介します。

mizuki_writerさんのプロフィール

基本情報

  • 年齢: 33歳
  • 経歴: 大手損害保険会社で6年間勤務後、フリーランスWebライターに転身
  • 性格: 明るく前向き、几帳面で計画的、共感力が高い
  • 話し方: 親しみやすく丁寧、時折「ですよね」「~なんです」など共感を示す言葉を使う
  • 専門分野: キャリア、転職、ワークライフバランス、女性の働き方

 

バックストーリー

  • 大学卒業後、安定を求めて大手損保に入社。
  • 新卒で入社し、真面目に仕事に取り組むものの、マニュアル業務の繰り返しに次第に物足りなさを感じるように。
  • 27歳の時に精神的な疲労から会社を辞めたいと思うようになるが、上司になかなか理解してもらえず苦労した。
  • 退職後は一時期不安を感じたものの、もともと興味のあった執筆活動を始め、Web媒体での記事執筆を通じて少しずつ実績を積み上げる。
  • 現在はフリーランスのWebライターとして安定した収入を得ながら、自分のペースで働ける環境に満足している。

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こんにちは!フリーランスのWebライターとして活動している、mizuki_writerです。

私は27歳の時に、大手保険会社で約6年間勤務した後、一般職を退職しました。

会社を辞める時、特に転職や結婚などの明確な理由がない場合、上司にどう伝えればいいか悩みますよね。

しかも、適切な理由を伝えなければ、上司に理解してもらうのは簡単ではありません。

私自身、当時の仕事が合わず精神的に辛くなって退職を決意しましたが、その理由をそのまま伝えても上司は納得してくれませんでした。

そこで今回は、私が経験から学んだ「スムーズに退職するための、上司を説得する時の3つのポイント」をご紹介します。

上司に退職を伝えるタイミングと事前準備

退職を伝えるタイミングは、会社の就業規則に従いつつも、一般的には退職希望日の1~2ヶ月前が目安です。

私の場合、退職希望日の約1.5ヶ月前に上司に伝えました。

避けるべきタイミング

  • 会社の繁忙期(決算期、年度末など)
  • 大きなプロジェクトの最中
  • 人事異動の直前・直後
  • 上司が特に忙しそうな時期

伝える前の事前準備

  1. 就業規則の確認:退職の手続きや必要な期間を確認
  2. 有給休暇の残日数の確認:消化計画も考慮
  3. 引継ぎ内容の整理: 担当業務のリストアップ
  4. 伝える内容の整理:言いたいことをメモにまとめておく

アポイントの取り方

退職を伝える際は、いきなり廊下や社内チャットで切り出すのではなく、必ず事前にアポイントを取りましょう。

私は社内メールで「相談したいことがあります」と伝え、時間を確保してもらいました。

“`
件名:相談のお願い
〇〇部長

お世話になっております。
恐れ入りますが、個人的なご相談があります。
お忙しいところ恐縮ですが、15分ほどお時間をいただけますでしょうか。

◯◯(氏名)
“`

効果的な退職の切り出し方と例文

基本的な流れ

  1. 感謝の言葉から始める
  2. 退職の意思を明確に伝える
  3. 理由を簡潔に説明する
  4. 希望退職日を伝える
  5. 引継ぎへの配慮を示す

実際に使える例文

 

例文1:キャリアアップを理由にする場合

“`
「お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます。

これまで大変お世話になってきましたが、私はキャリアアップのために転職を決意し、退職させていただきたいと考えています。

以前から興味があった出版業界での仕事に就くことが決まりました。

できれば〇月末での退職を希望しておりますが、引継ぎなどの都合もありますので、ご相談させていただければと思います。」
“`

例文2:家庭の事情を理由にする場合

“`
「お時間をいただき、ありがとうございます。

大変申し訳ありませんが、家族の事情により実家に戻ることになりました。

そのため、会社を退職させていただきたいと考えております。

これまで多くのことを学ばせていただき、本当に感謝しています。

引継ぎはしっかりと行いますので、〇月中旬以降での退職をご検討いただけますと幸いです。」
“`

上司を説得するための3つのポイント

ポイント①:前向きな理由を伝える

上司に退職を認めてもらうためには、「なぜ辞めたいのか」という理由を前向きな理由で伝えることが重要。

本心でなくても構いません。

効果的な前向きな理由の例:

  • 別の業界でスキルを磨きたい
  • かねてから興味のあった分野に挑戦したい
  • 転職先から内定をもらった
  • 海外で働く機会を得た
  • 家業を継ぐことになった

私の場合は「就活の時から希望していた出版系の会社に転職することになり、内定をもらった」と伝えました。

実際には内定はありませんでしたが、あまりにも上司が引き止めるので押し通すことに。

すると「あなたの夢ややりたいことまでは口出しできない」と、しぶしぶ認めてくれました。

ネガティブな理由(「この仕事が向いていない」「人間関係が辛い」など)を伝えると、上司は「その問題を解決すれば辞める必要はない」と考え、望まない解決策を次々と提案してきます。

ポイント②:今の会社ではどうしてもダメな理由を伝える

次に重要なのは、「今の会社にいては絶対に実現不可能なこと」を明確にすること。

社内で解決できる問題であると思われると、異動や業務変更などの提案をされ、退職の話が進まなくなります。

今の会社では実現不可能な理由の例:

  • 全く異なる業界での仕事がしたい
  • 地理的な移動が必要(転居、海外移住など)
  • 家業の継承
  • 資格取得のためのまとまった時間が必要

例えば「出版業界に興味がある」と言った場合、「では広報部署に異動させよう」と提案される可能性があります。

そうならないために「保険業界ではなく、教育分野の出版に携わりたい」など、現在の会社では絶対に叶えられない具体的な希望を述べましょう。

ポイント③:ネガティブな理由は言わない

 

「人間関係に悩んでいる」

「業務が合わない」

「残業が多くて体調を崩した」

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など、ネガティブな理由を伝えると、上司は「一緒に解決策を考えよう」と提案してきます。

上司としては、部下の悩みを解決できなかったと後で知られると評価に影響すると考えるからかもしれません。

しかし、そうなると退職が長引いてしまいます。

既に「辞めたい」と決心しているなら、勇気を出して

「次のステージに進みたい」

「新しいチャレンジをしたい」

といった前向きなニュアンスを前面に押し出しましょう。

私も最初は遠慮がちに伝えていましたが、結局は強い意志を見せることで上司も諦めてくれました。

適度な強さと前向きさを持って伝えることが大切です。

 

上司に引き止められた時の対応法

上司からの引き止めは、ほとんどの場合あります。

私の場合もさまざまな提案をされました。

  • 「希望の仕事に近い部署に異動できるよう、人事に掛け合ってみる」
  • 「営業の仕事がキツいなら、私も一緒に同行してあげる」
  • 「少し休暇を取って考え直してみたら?」

引き止めに対する効果的な対応例

1. 感謝の意を示しつつ断る

「ご配慮いただき本当にありがとうございます。しかし、よく考えた上での決断です。」

2. 別の理由で補強する

「実は転居も考えており、今の勤務地では続けるのが難しいんです。」

3. 決意の固さを伝える

「大変ありがたいお申し出ですが、新しい道に進むことを決意しております。」

4. 期限を設ける

「すでに次の職場での入社日も決まっておりまして…」

上司の提案を一度持ち帰って考えると言ってしまうと、話がこじれる原因になります。

退職の意思が固いことを丁寧に、しかし明確に伝えることが重要です。

退職後に向けた準備と心構え

退職が決まったら、スムーズな引継ぎと円満な関係維持のために準備を始めましょう。

退職手続きの確認

  • 退職届の提出時期
  • 健康保険や年金の手続き
  • 有給休暇の消化計画
  • 会社所有物の返却

引継ぎの進め方

  1. 業務マニュアルの作成
  2. 重要連絡先リストの整備
  3. 後任者への直接指導の時間確保
  4. 取引先への挨拶と紹介

退職時の挨拶

  • 同僚や部署へは上司と相談して伝える時期を決める
  • 取引先には基本的に上司から伝えてもらう
  • お世話になった人には個別に感謝の意を伝える

まとめ:上司に退職を伝える時の3つのポイント

 

 

上司に「会社を辞めたい」と伝える時のポイントは以下の3つ。

1. 前向きな理由を伝える

将来のビジョンや夢を語り、ポジティブな印象を与える

2. 今の会社ではどうしてもダメな理由を伝える

現職では実現不可能な目標や状況を具体的に説明する

3. ネガティブな理由は言わない

不満や問題点を述べず、未来志向の姿勢で臨む

私はこの方法で、頑なに退職を認めてくれなかった上司を説得することができました。

全くの嘘をつくのはおすすめしませんが、明確に伝えないことで退職が長引くと、自分のストレスも増大します。

最初は上司が全く理解せず、何度も話し合いを重ねて疲れ果てました。

この記事が、退職を考えている方の参考になれば幸いです。

退職は新しい一歩を踏み出す前向きな選択。自分の未来のために、適切な伝え方で円満退職を目指しましょう。

あなたも、自分らしいキャリアを歩むために、勇気を出して一歩を踏み出してみませんか?

 

【体験談】上司に「会社を辞めたい」と伝える3つのポイントの感想

 

mizuki_writerさんの記事は、実体験に基づいた退職の伝え方に関するアドバイスが非常に実践的で参考になります。

特に印象に残ったのは、「前向きな理由を伝える」というポイント。

確かに、ネガティブな理由を伝えてしまうと解決策を提案されるだけで、本来の目的である「退職」から話がそれてしまうことは想像できます。

mizuki_writerさんの体験談として、実際に上司になかなか退職を認めてもらえず何度も話し合いを重ねた苦労が語られていることで、読者は「自分だけではない」と安心感を得られるでしょう。

特に大手企業で一般職として働く女性にとって、この記事は現実的な指針になりますね!

3つのポイントは簡潔でわかりやすく、特に「今の会社ではどうしてもダメな理由を伝える」という点は具体例も豊富で説得力があります。

記事を読んだ人が自分の状況に置き換えて考えられるような内容になっていると感じました。

また、「全くの嘘をつくのはあまりおすすめしません」と倫理的な配慮も忘れていない点も良いバランスですね。

退職は人生の大きな決断であり、その伝え方一つで今後のキャリアや人間関係に影響を与えることもあるので、このようなアドバイスは非常に価値があります。

記事の構成も「はじめに」から「まとめ」まで流れが自然で、読みやすく整理されています。

全体として、実体験に基づいた具体的なアドバイスと、読者の背中を押してくれるような温かみのあるトーンのバランスが取れた記事だと思います。

退職を考えている人にとって勇気づけられる内容になっていると感じました。

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