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リーダー職に向いてない→心身崩壊して辞める→無職から再出発した事例

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この記事は、クラウドワークスで募集した「退職体験談」の記事を書いてくださったWorkLifeBalance_28さん(20代女性)の記事です。

彼女の簡単なプロフィールを紹介します。

WorkLifeBalance_28さんのプロフィール
  • 28歳・女性
  • 地方都市在住(福岡県)
  • 高卒
  • 現在無職(前職退職から約1年経過)
  • 統合失調症からの回復途中

経歴:

  • 高校卒業後、地元の人気チェーン飲食店で社員として2年勤務(19〜21歳)
  • その後1年間で6つのアルバイトを転々(21〜22歳)
  • ホテルのフロントで契約解除後、半年ほどニート期間(22〜23歳)
  • 派遣会社で事務職として2年間勤務、チームリーダーを経験(23〜25歳)
  • 統合失調症で退職・入院(25歳)
  • 回復期間と自己探求期間(26〜現在)

 

WorkLifeBalance_28さんは、企業内での働き方に苦しみながらも自分に合った働き方を模索し、失敗から学び、新たな道を切り開こうとしている方。

たかのり

経験を糧に自分らしい生き方を見つけようとする姿勢が特徴です。

 

こんにちは、WorkLifeBalance_28です。

現在私は無職で、前職を退職してから約1年が経とうとしています。

高校卒業後、飲食店で社員として2年働きましたが、そこを辞めてから様々な職場を転々としてきました。

今回は、再び仕事に全力で取り組んだ結果、体調を崩して無職に戻った経験から得た教訓をお話しします。

前職では派遣会社で2年間事務職として働き、チームリーダーという管理職にも就いていました。

この経験から学んだ重要なポイントは以下の通り。

  • 管理職になる前に自分自身と向き合うこと
  • 周囲に積極的に相談する大切さ
  • 自分の体調変化に敏感になること

職を転々とした日々

 

高校卒業後、飲食店で社員として働き始めましたが、職場環境は良かったものの体力的な限界を感じ、2年で退職しました。

その後は特に将来のビジョンもなく、単にアルバイトを繰り返す日々。

飲食店を辞めてからわずか1年の間に6回も職場を変えました。

最後に勤めたホテルのフロントでは、仕事に対する意欲が著しく低く、業務を覚える気さえなかったため「契約終了」という名のもとに解雇されてしまいました。

その後約6ヶ月間、無気力なニート生活を送っていました。

再出発への決意

友人からの励ましや連絡を受け、「このままではいけない、友人たちに心配をかけ続けるわけにはいかない」と思い、次の仕事を真剣に探し始めました。

その結果、派遣会社で事務職として働くことになり。

今までとは違い、「今度こそ本気で頑張ろう」という強い意志を持って仕事に臨みました。

研修では必死についていき、教わったことを確実に一人でできるようになることを目標に。

この姿勢を続けた結果、業務をそつなくこなせるようになっていきました。

初めての事務職でしたが、パソコン作業が好きだということに気づき、仕事自体はそれほど苦痛ではありませんでした。

予期せぬ管理職への道

 

入社から1年強が経った頃、チームリーダーという管理職のポジションを打診されました。

当初は管理職を目指してはいませんでしたが、給料アップという魅力に惹かれ、深く考えずに引き受けてしまいました。

管理職としての苦悩

 

振り返ってみると、管理職を引き受ける前に以下のことをしっかり考えるべきだったと反省。

  • 「自分に本当にできるのか?」
  • 「必要なキャパシティはあるのか?」
  • 「チームメンバーとのコミュニケーションは十分か?」

 

私は単に「給料が上がるからラッキー」程度の軽い気持ちで引き受けてしまいました。

先輩から「私たちがサポートするから大丈夫」という励ましもあり、悩みながらも受諾。

最初のうちは何とかこなせていましたが、徐々に業務量が増え、一人で抱え込むようになりました。

忙しい先輩に相談することにも遠慮してしまい、チームメンバーへの業務分担もうまくできず、納期ギリギリになることも増えました。

焦りからミスも増え、次第に仕事に行くことが憂鬱になり・・・

日曜の夜は眠れなくなり、徹夜で出勤することもありました。

毎日が重荷に感じられるようにも。

心身の崩壊と退職

ミスが増え始めると、注意力が散漫になり、業務への集中力も失われていきました。

ついには欠勤も増え、無断欠勤さえするようになりました。

過度のストレスや責任の重圧から、統合失調症を発症してしまいました。

統合失調症は、幻聴や妄想、思考の混乱、意欲の低下などを特徴とする精神疾患です。

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他人に噂されているような感覚や幻聴に苦しみ、本当に恐怖を感じるようになりました。

症状が出始める少し前に、先輩に続くミスと精神的な苦痛を伝え、退職の意思を伝えました。

しかし、引き継ぎのための2ヶ月間も完遂できず、結局入院することになりました。

管理職を任せてもらったにもかかわらず、ミスばかりし、引き継ぎもできないまま退職することになり、チャンスをくれた先輩に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

経験から学んだ教訓

1. 自己分析の重要性

管理職になる前に、自分にそのキャパシティがあるのか真剣に考えることが重要。

先輩の業務内容を具体的にイメージし、自分にもできるかを冷静に判断する必要があります。

私は甘く見積もりすぎた結果、最悪の事態を招いてしまいました。

2. 相談することの大切さ

一人で問題を抱え込まず、相談することの重要性を痛感しました。

先輩が忙しいからと遠慮せず、早めに相談していれば状況は変わっていたかもしれません。

問題が大きくなってからでは遅いこともあります。同じ経験をした先輩から解決策を教えてもらうことも大切です。

3. 体調変化への敏感さ

自分の体調変化に気づかず頑張り続けた結果、統合失調症という重い病気になってしまいました。

友人に会うのが億劫になったり、休日に何もしたくなくなるなどの予兆はありましたが、無視して働き続けました。

辛い時は有給を取ってリフレッシュすることも大切です。

管理職経験から見えた自分自身について

今の私なら、管理職のオファーは完全に断るでしょう。

経験を通して、自分はリーダーシップを取って指示を出すよりも、黙々と作業をこなすタイプだと気づきました。

しかし、管理職を経験したことで得られた学びも多く、その意味では挑戦して良かったと思います。

本を読むきっかけになったり、職場でのコミュニケーションについて学ぶ機会にもなりました。

新たな道を模索して

2回の無職経験から、私は会社組織で働くことが向いていないと感じるようになりました。

様々な人と関わらなければならない環境や、知らない人と仕事をすることへの気疲れを実感しました。

現在はフリーランスを目指してブログの勉強など新しいスキルを磨いています。

フリーランスでも人との関わりは必要ですが、会社のような上下関係がなく、よりフランクな関係で仕事ができると期待しています。

統合失調症で入院という辛い経験もありましたが、それがブログとの出会いのきっかけになったため、悪いことばかりではなかったと前向きに捉えています。

以前からフリーランスへの憧れはありましたが、真剣に考えることはなかったので、この機会に自分の将来を見つめ直すことができました。

最後に

 

皆さんも管理職への誘いがあったり、仕事で悩んでいるときは、一度立ち止まって、将来のことも含めてゆっくり考える時間を作ることをお勧めします。

私は会社での働き方に限界を感じ、フリーランスという新たな視野を持つことができました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

「リーダー職に向いてない→心身崩壊して辞める→無職から再出発した事例」の感想

 

たかのり

他人事とは思えない内容に共感の嵐!

 

この記事を読んで、WorkLifeBalance_28さんの誠実さと自己省察の深さに心を打たれました。

若くして管理職という責任ある立場を経験し、その重圧から統合失調症という深刻な精神疾患に至るまでの道のりが、飾らない言葉で描かれています。

特に印象的だったのは、WorkLifeBalance_28さんが自分の失敗から学び、それを率直に共有している姿勢です。

「給料が上がるからラッキー」という軽い気持ちで管理職を引き受けたことへの反省や、自分のキャパシティを過信した結果の苦しみ、そして周囲に相談できなかった後悔。

これらは多くの若手社会人が陥りがちな罠であり、読者への貴重な警告となっています。

また、精神疾患を経験しながらも、それを人生の転機として前向きに捉え直している点も感銘を受けました。

統合失調症という辛い体験がブログとの出会いにつながり、新たな可能性を模索するきっかけになったという視点は、困難を乗り越えて成長する人間の強さを感じさせます。

「自分らしい働き方」を探る旅は決して簡単ではありませんが、筆者のように失敗と向き合い、自己理解を深めていくプロセスこそが、真の意味での「キャリア」なのかもしれません。

この記事は、単なる体験談を超えて、現代の働き方や自己実現について考えさせるきっかけを与えてくれる、価値ある一篇だと思います。

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